情報システムの人質化

ランサムウェアが猛威を振るっています。
ランサムウェアとは、「Ransom(身代金)」と「Software(ソフトウェア)」を組み合わせた造語です。

感染したパソコンに特定の制限をかけ、その制限の解除と引き換えに金銭を要求する挙動から、このような不正プログラムをランサムウェアと呼んでいます。https://www.ipa.go.jp/security/anshin/ransom_tokusetsu.html

これはまさに、情報システムを人質にとっているのと同じです。

「ランサムウェアには感染していないし、うちは情報システムの人質化被害はない」と思っている経営者の皆さん、
本当にそうでしょうか。

身代金を要求されていないだけで、すでに情報システムを人質にとられていませんか?

例えば、次のようなケースがあります。

1.運用している情報システムの内容が開発したベンダーしかわからず、やむなく高額の保守料を払っている。

2.システム担当者が一人で長年管理しているが、後継者育成や配置転換を打診しても拒否している。

3.新規の情報システムプロジェクトを一人の担当者がすべて管理している。

これらはまさに情報システムが人質化されています。

ベンダーやシステム担当者が思いのままやっている弊害、さらには突然いなくなった場合は
経営に悪影響を及ぼしかねません。

お心当たりがありましたら、早めの対策をお勧めします。

お気軽に、当事務所にご相談下さい。