新年度になりました。
テレワーク勤務で自宅パソコンを使用して業務を行っている人も多いと思います。
自宅パソコンからの個人情報漏洩、勤務先情報漏洩には気を付けましょう。
以下の<日常における情報セキュリティ対策>を確認する必要があります。
修正プログラムの適用
セキュリティソフトの導入および定義ファイルの最新化
パスワードの適切な設定と管理
不審なメールに注意
USBメモリ等の取り扱いの注意
社内ネットワークへの機器接続ルールの遵守
ソフトウェアをインストールする際の注意
パソコン等の画面ロック機能の設定
出典:IPA
https://www.ipa.go.jp/security/announce/telework.html
しかし、個人で対策するには限界があります。
ここで、情報漏洩のリスクを下げる提案をしたいと思います。
それは、もう1台情報収集専門のパソコンを準備することです。
主力機(現在使用の自宅パソコン):メール、ネットバンキング、テレワーク勤務用
補助機(新たに準備するパソコン):情報収集、ネットサーフィン用、オフィスソフトなし、個人情報・勤務先情報は一切入力しない、中古でも可
興味ある分野や海外サイトなどには補助機を使用します。
補助機には個人情報や勤務先情報は入っていないので、万が一にも情報が漏れることはありません。
ウィルス感染や不具合が生じたら、すぐにOSを再インストールすればいいでしょう。
「2台もパソコン持つのはもったいない!」
と考えるかもしれませんが、大事な個人情報や顧客情報などが漏洩したら、損害は計り知れません。
生徒や会員、得意先の情報が大量に漏洩した事例は過去に数多く報道されています。
OSとブラウザだけの補助機を準備するのは、そうならないための保険と考えることができます。
1台のパソコンで業務もネットサーフィンも行うことがリスクを高めているのです。