年金担保貸付制度の終了

年金担保貸付制度は、年金受給者の一時的な資金需要に対して、年金受給権を担保として小口の資金の貸付を行う制度として利用されてきましたが、生活費に充てられるべき年金が返済に充てられ利用者の困窮化を招くこと等の指摘を踏まえ、平成22年12月の閣議決定により廃止されることになりました。

閣議決定後は、2度の貸付条件の変更を行うなど段階的に事業規模の縮減が図られましたが、令和2年の年金制度改正において、新規の申込受付を終了することが決定され、令和4年3月末をもって、申込受付が終了しました。

年金受給権を担保とした金銭の借入申込を受けることは法律で禁止されています。
年金受給者の皆さまは違法な年金担保融資にくれぐれもご注意ください。

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厚生労働省 年金担保貸付制度終了のご案内