医療従事者のみなさま
医療勤務環境改善支援センター(勤改センター)をご存じですか?
*「医療勤務環境改善支援センター」は、 医療法に基づき、各度道府県が設置しています。
各センターには医療機関の実態やニーズの把握、医療勤務環境改善マネジメントシステムの導入等の支援業務を無料で行う、「医療労務管理アドバイザー」と「医業経営アドバイザー」が配置されています。
※平成26年10月の改正医療法施行以降、各医療機関の管理者は、計画的な勤務環境改善に向け自主的な取組を進めていくことが求められています。
2024年には、医師の時間外労働の上限規制が始まります。
みなさまの医療機関では、医師について以下の項目を満たしていますか?
□ 医師の労働時間の客観的な把握・管理
□ 医師の労働実態を踏まえた36協定の締結
□ 長時間労働医師に対する面接指導の実施
□ タスクシェア、タスクシフト等業務分担の見直し 等
加えて、年間の時間外・休日労働の時間数が960時間を超える医師の勤務する医療機関については、令和4年(2022)年度には、「医師の労働時間短縮計画」を策定する必要があります。
医療機関の勤務環境改善のことなら、医療勤務環境改善支援センターへ相談しましょう。(無料)
例えばこんな質問に・・・
● 周囲の病院はどんな取組をしているの?
● 職員のキャリアアップを図って、もっと働きがいのある職場にしたいのだけど…。
● 勤務間インターバルを導入したいのだけど、どうやったらいいのかな?
● 自院で使える補助金・助成金はないだろうか?
● 特別償却制度について詳しく知りたいのだが…。 等々
例えばこんなサポートも・・・
● センター主催のセミナー開催
● 院内勉強会などへの講師(アドバイザー)派遣
● 電話や訪問による個別支援
● マネジメントシステムの導入等、PDCAサイクルによる取組の支援 等々
団塊の世代が全て75歳以上になる2025年、団塊ジュニアが全て65歳以上になる2040年に向けて、医師・医療従事者の「働き方改革」の推進は、「地域医療構想」や「医師の偏在対策」等と共に、一体的に推進していくべき大きな課題です。
地域の勤改センターリストは「いきサポ」にあります。
http://iryou-kinmukankyou.mhlw.go.jp/