「Emotet(エモテット)」に注意しましょう

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によりますと、2022年2月に入ってからEmotetの攻撃活動が急増しているとのことです。

本ホームページでは2021年12月16日に、「ウイルスへの感染を狙うメールについて」のタイトルで投稿しましたが、ことの重大さに鑑み追加投稿します。

以下、IPAセキュリティセンターより。
「Emotet(エモテット)」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて
https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html

(2022年2月9日)
最近、Emotetの攻撃に関して、情報セキュリティ安心相談窓口に対する被害の相談が増えてきており、日本国内の組織におけるEmotetへの感染が再び増えていると考えられ、警戒が必要な状況です。

概要
Emotetは、情報の窃取に加え、更に他のウイルスへの感染のために悪用されるウイルスであり、悪意のある者によって、不正なメール(攻撃メール)に添付される等して、感染の拡大が試みられています。

対策
Emotetへの感染を防ぐというためだけにとどまらず、一般的なウイルス対策として、次のような対応をすることを勧めます。
・身に覚えのないメールの添付ファイルは開かない。メール本文中のURLリンクはクリックしない。
・自分が送信したメールへの返信に見えるメールであっても、不自然な点があれば添付ファイルは開かない。
・OSやアプリケーション、セキュリティソフトを常に最新の状態にする。
・信頼できないメールに添付されたWord文書やExcelファイルを開いた時に、マクロやセキュリティに関する警告が表示された場合、「マクロを有効にする」「コンテンツの有効化」というボタンはクリックしない。
・メールや文書ファイルの閲覧中、身に覚えのない警告ウインドウが表示された際、その警告の意味が分からない場合は、操作を中断する。
・身に覚えのないメールや添付ファイルを開いてしまった場合は、すぐにシステム管理部門等へ連絡する。

※ 「セキュリティはシステム部門の仕事」などと人ごとにしないで、一人ひとり危機感を持って日頃から注意しましょう。